どうも、翌檜です。
前回記事を見てくださった方、ありがとうございます。
そして、皆様にお伝えしたいことがあります。
本当に申し訳ございませんでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回の記事は、書く前からも、書いている途中も「これは色々と怒られてしまうのでは…」という思いでビクビクしながら執筆していました。色々な不安要素が多すぎましたが、「やってみたかったこと、そのままやってしまえ」と思い、早々に書く内容を決めてしまいました。個人的にはしっかりと楽しく書くことができたので、後悔はそれほどありません。(ないことはないですが)
というわけで、この記事の解説や裏話を以下に書いていきたいと思います。
この記事のコンセプト
「匿名ラジオ」のファンの方なら、すでにお気づきだと思いますが、この記事は「匿名ラジオ #134 パラレルワールドっていいよね~~!!」の形式をそのままに、「インターネット音オモロ」をテキストとして作成したのが今回の記事です。コンセプトとしては
「匿名ラジオ中毒者の歪んだ鏡」
というコンセプトを軸に考えました。
「歪んだ鏡」という単語は2代目オーディションの回で恐山さんが発言した言葉です。
恐山さんのモノマネをしているマンスーンさんの様子を見た際に出た名言なのですが、独特の言葉のチョイスと”妙な納得感”があって個人的に好きだったので、この記事を見てARuFaさんと恐山さんに「歪んだ鏡を見ているようだ」と言わせたい!というところから、このコンセプトを決めました。
また、以前勤めていた職場の仲良くしてくれた上司から、辞める前に「どこを開けても玄関というか…中に入れてくれないというか…」と切実に言われたとき、「俺ARuFaじゃん」って思ったので、”こんな私こそこの記事を書くべきなのでは…”という使命感にかられたのもあり、「空っぽ同士共鳴しあってくれ~~~~~~~~~~~~」という虚しすぎる私の願いも、この記事にのせています。
記事を書く経緯
元々は全く違う完全なオリジナル記事(ダーツのCU自己ベスト、180、馬チャレンジetc…)をドラマ仕立てで茶番を入れつつ書こうと考えていたのですが、「そもそもダーツがゲロ下手」「あまり面白くなりそうにない」「過去作品がぶっ飛んでいるものが多く、個性派ばかりで埋もれそう」 「そもそも自分自身がオモロとは正反対の存在であるため、生半可なネタで行くよりは、いっそのこと自分自身も書いたことのない記事を書いて、毒でもなんでも爪痕を残せるようなもののほうがいい」というのもあり、早々にボツにしました。
そこで、“中身スッカスカ人間”の私に何が武器にできるだろうと考えたとき、存在を知ってからほぼ毎日欠かさずに聞いている“匿名ラジオ”が思い当たったので、“歪んだ愛情表現のラブレター”を書きなぐれば面白いのではないか。と考え「オリジナル記事」という応募要項に思いっきり引っ掛かる覚悟で、方向性を決めました。
なので、正式にお怒りの声をいただいたり、今後行われるであろうオモコロ杯への投稿ができなくなる可能性に怯えつつも、タカをくくって書ききった次第です。
ちなみに、この記事を書くにあたり、ARuFaさん、恐山さん、ARu子さんに直接コンタクトをとり、記事やSNSの引用許可を取りましたが、その時点では構成はおろか、「匿名ラジオへのドロドロの歪んだ愛」という方向性のみしか頭にはなく、完全な見切り発車でした。
本来ARu子さんは匿名ラジオには出ていませんが、匿名ラジオに過去に出演したことのある月ノ美兎さんとの関連性から、記事のネタに使用できる可能性が高そうだなと連絡を取りました。(あとなぜかわからないのですが、私の直感がそうさせました。何故でしょう。)今思うと、かなりヤバイ行動だったなと思っています。快諾いただいた御三方には感謝しかありません。本当にありがとうございました。
リスナーの推し回を集計
記事を書くに当たって、まずどういう切り口で匿名ラジオを意識した記事を書こうかと考えつつ、Twitterで匿名ラジオを調べていると「#匿ラリスナーとつながりたい」というハッシュタグがありました。そのため、その画像を一通り(90件弱)見て画像を保存。推し回として挙げられている回を1位~3位などは関係なく、単純に登場回数が多い順に集計して抽出しました。

抽出した結果、以下の回に票が集中していました。
- パラレルワールド #134
- アホちゃん #132
- キッザニア #135
- 子供番組 #111
- お酒を飲む回 #165
特に#134は推し回に出てきた回数が一番多く、大人気でした。原宿さん、永田さんゲスト回にて出てきたフレーズ。「匿名音オモロ」が前面に押し出された内容になっていて、インパクトに残っていたようです。私が初めて聞いた時は「ついにラジオという名前の作品を作った…」と思い「最高最高最高〜!」と叫んでいました。
また、構成がラジオにしては独特だったため、テキストという体裁でも流用できると考え、
そのままパラレルワールドに決めました。
匿名ラジオの聞きなおし
特に「神回」と言われる回を重点的に何度も聞きなおしました。私の場合は通勤中に車の中で聞いたり、毎晩匿名ラジオを流しながら寝ていた睡眠学習の時期が半年ほどあったため、ある程度冒頭のやり取りを聞けばどんな話が展開されるかが分かるようになりました。本当にこれからの人生で死ぬほど役に立たないスキルですね。
ちなみに、この記事を書いている今現在の私が好きな回は以下の4つです。
- #127「俺様になってみよう!」(BLの流れ)
- #151「今さら心理テストの面白さに気付いたから出し合ってみよう!!」(ドMオチ)
- #111「もし自分が子ども番組を作るなら何をしたい!?」(♪存在しない~ぼ~くたちは~)
- #88「確信はないけど『恐らく自分が得意なこと』に挑戦してみよう!」(おそっち)
様々な回から記事の途中で使えるフレーズを抽出し、所々散りばめています。そのため、今回の記事は自分自身が考えた部分がほぼほぼ存在せず、「匿名ラジオ」という概念を再構築したものとなっています。そんな記事を部外者な私が解説するのもアレなのですが、一応解説を書いていきます。
記事の構成、意図の解説
構成
流れは全て、
悩み→憧れの存在を紹介→いい部分を紹介→段々違和感が出てくる→
発狂→最初に戻る
という流れで統一しています。
匿名ラジオのパラレルワールド回を踏襲し、特におかしな点はない雰囲気から始まり、途中から異変が起き、世界が歪む。そして最初に戻しています。また、パラレルワールドの回を知っている人が読んだ時、「あっ、これはこれを意識してるんだな」と感じることができるように。また、他の匿名ラジオも聞いたことがある方には「これはあの回のネタだな」などと感じられるようなネタを、しれっと散りばめています。また、匿名ラジオ以外にも、ライターのTwitterやオモコロの他記事を引用しており、詰め込めるだけ詰め込んだ記事になりました。
ARuFaパート
まず、ARuFaさんのパートです。
まず導入の話なので、翌檜の服は赤になっています。
それに合わせ、ARuFaさんの画像も、服が赤い時の物を使用しました。
https://omocoro.jp/kiji/93013/
また、1201円の画像はARu子さんパートで出てくる、ARuFaさんの「給料日前のラップ」で登場する金額です。小銭の置く場所も大体同じになるよう調整しました。

その後、ARuFaさんの紹介していますが、紹介文はかなり悩みました。後半のオチの部分を生かすため、「僕の夢メチャクソ無限湧き」のような、タイトルで一つのネタバレになりかねない物の紹介を省いたり、匿名ラジオ#64ネタであるwikipediaネタと、キャラクターソングネタを織り交ぜ、「何も知らない人がみたら結構スゴい人に見える」(スゴいのは間違いないのですが)という風に、うさん臭さを感じさせず、無駄に信ぴょう性を上げられるような文章を意識しました。最後に「ここがすごい」に行く前に大きくフリを書いています。
また、ARuFaさんの場合、「面白コンテンツの詰まった麻袋」というARuFaさんの“言い得て妙”なワードが存在するため、最後まで麻袋感を出さないよう、「子供に対して100点の対応をする」という部分が垣間見えた、やらせドッキリの動画を使用し、「ただただ普通にいい人」という印象を出せるようにしています。
工作についてもARuFaさんの代名詞であるため、バリアの記事を引用し、その流れで「リア充」というオチを使うため「自作女子ネタ」を入れました。何度見てもあのキャラはタイホーンみたいですね。ちなみに、“タイホーン”と画像検索をすると、引用したARuFaさんの記事画像が普通に出てきてめちゃくちゃウケました。
ここまでテキストでガシガシと書き進めてきましたが、ここで“奥行き”が欲しい。という謎の感情に襲われました。自分でも何を言ってるかよくわからないのですが、動画の時間指定をして「SE」的な使い方をしています。これで「音オモロをテキスト化する」という一つの根っこの部分がズレた気がしますが、「歪んだ鏡」という言葉を盾に見ないフリしました。
恐山パート
続いて、ダ・ヴィンチ・恐山さんのパートです。
一度世界線が変わったため、翌檜の服は青になっています。
恐山さんの場合、青スカジャンの写真を初めて見たとき「メチャクソかっこいい」と思ったので、どうしても青スカジャンの写真を使いたいという一心で、冒頭にイケメンという項目をいれました。この画像を使いたいがために、構成を考えたといっても過言ではありません。それくらい衝撃がありました。
ちなみに、元々はARuFaさん目的で匿名ラジオを聞き始めたところはあるのですが、現在は恐山さんにもどっぷりとはまり、品田遊名義で出した小説2本のためだけにKindleを入れたり、恐山さんが最近始めた「Radiotalk」も全部聞いています。毎回聞くたびにサソリ座でよかったと思いました。
また、途中のネッタフリックスでは「性格」「スポーツ」をテーマとしてあげ、オモコロチャンネルでよく言われている「人間の挙動に慣れていない」「アホちゃん」「可愛い」という印象を最後に出して、同じ流れにつなげています。まさか同年代の男性に「可愛さ」を感じる日が来るとは、人生何があるかわからないですね。
ARu子パート
続いて、ARu子さんのパートです。
さらに世界線が変わったため、翌檜の服は黄になっています。 ARu子さんの引用動画も黄色の服を着ている動物園動画を選択しています。
ちなみに、黄色の服は1着も持っていなかったので、具合が悪いのにわざわざ正月の初売りで買いにいきました。(恐山さんの「風邪の中電子レンジを買う」気持ちが少しわかった気がします。)黄色の服の組み合わせ方がよくわからないのですが、せっかく買ったので使っていこうと思います。(980円でした。)

ARu子さんはVTuberであり、一種のアイドル性を有している所から「推しが結婚したり、スキャンダルがあった時の狂ったオタク」という狂気を出せるように、露骨に気持ち悪い文章になるよう意識しました。(「お前は何もしなくても普通に気持ち悪いだろ」っていうコメントはスルーします。)
ちなみに小文字で早口感がえぐい部分は、永田さんと原宿さんのゲスト回の名言を引用しています。
あとなぜか、ARuFaさんと家具が共通していたり、学校と称して入った場所がなぜか株式会社バーグハンバーグバーグのあるビルだったりとガチで真意が不明な行動があったので、そこで困惑のコメントをいれつつ発狂しました。マジでなんだったんだ。
振り出しパート
最後の虚無パートです。
最初に戻るという演出なのですが、このブログ自体に匿名ラジオほどの歴史がないため、メタ的演出ができないので悩みました。
なので、ARuFaさんが「オチに困ったときに使っている」という「それでは、さようなら」構文を使いました。
その他、記事を書いている途中で面白かったこと
恐山の青スカジャンがお披露目となったオモコロの記事で、恐山さんは「おおしぼり」(デカいおしぼり)を作ったのですが、匿名ラジオでは91回でこの話題を出しています。
https://omocoro.jp/kiji/210391/
この回を見返していると、2019/01現在の新着のコメント23件が「おおしぼりおめでとう!!」の祝福コメントでした。(全体コメントは115件)匿名ラジオ好きな奴、どんだけ暇なんだよ。という特大ブーメランを自分に突き刺すこととなってしまいました。コアなファンが多い。それが匿名ラジオの持ち味なのかもしれません。
さいごに
恐山さんへのTwitter返信で死ぬほどテンパって署名だけで途中送信してしまい、「どうしようどうしようどうしようどうしようああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」となってリカバリーできず、言葉遣いがゲボカスで、クソ雑な感じの返事になってしまったことを、謝罪して終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。
翌檜