翌檜です。
今までホームページを開設したものの、こういう完全なブログは全然書いていなかったので、私の好きなものの一つ、フリースタイルバトルの記事を書きます。
私はフリースタイルダンジョンをシーズン1から見たり、KOK,UMB,戦極,罵倒など、フリースタイルバトルの動画をよく見ています。私自身はラップができないので、できる人はすごいなぁと素直に思うのですが、その中でも痺れる”ベストバウト“(名試合)を紹介します。
今回は、戦極MCBATTLE 第12章 「GADORO vs FEIDA-WAN」です。
相手の揚げ足取りやディスをするというより、まっすぐな言葉とバイブスで戦うベテランMC「FEIDA-WAN」と、立て続けに長くて正確な韻を踏む事が武器の「GADORO」との激熱な一戦です。
“パンチライン”、”ライム”、”バイブス”、”バックボーン”の全てが詰まっているこの試合は、本当に何度聞いても飽きません。一体どんな試合だったのか見てみましょう。
バトル映像&リリック
参考までに、私の耳にはこう聞こえたというリリックを書いていきます。
●FEIDA-WAN
お前が言ってくるのはリベンジネタだろ?わかってる、俺もおんなじだよ。
リベンジャーなのは皆一緒。だけどもマイク使って何度も実証。
“こんちきしょう”が俺のガソリン。だけどお前より俺は天才児。
わかるかフリースタイルのパイオニア。お前は裏で”ガンジャ”でも焚いときな。
●GADORO
お前がフリースタイルのパイオニア?こいつせいぜいなれて、バイトリーダーだろ?
お前「みたいな感じ」「雑魚」みたいな言葉でCutしてやろう。
※(色々説はありますが、他にも「お前、見た感じ雑魚みたいだ。この場でCutしてやろう」というリリックに、無駄な言葉が入ってしまってこうなったなども考えられます。)
経験の差はあるが、天性の勘を見せつけるさ、お前はここで負けて生命を絶つ。
ビート上で無事着地、できず墜落死。やっぱGADOROさんて踏みまくり。
●FEIDA-WAN
皆、聞いてくれFEIDA-WANはバイトリーダーじゃねぇぜ。まぁ、ライブブリーダー。
俺はフリーザみたいにシッポ切れても何度も生えてくるonce of the FEIDA-WAN
ぶっちぎるぜ、あんたほどラップはうまくねぇけどな。ここで実証。
ぶっちぎってやるあんたのアンサー。全て返してやんだ。UnderGrounder
●GADORO
UnderGroundでも半端じゃねぇか。お前のスキルじゃ勝てっこねぇな。
岡山なら紅桜。俺みたいなヤバイライムできますか?
こういう雑魚は一撃でKOさせてやるからな。
下手糞なライブならば聞きたくはない。
だけど俺のほうがやばいライムかましてやるぜwassup。
●FEIDA-WAN
紅が売れたときに俺も「終わった」って全員に言われたよ。
評論家どもが俺のディス。だがお前がディスろうともお前にPEACE。
GADOROわかってるか?お前が俺のことをWACKとか言おうがな。
裏で話しかけるからな。この後頑張れや託すからよ。
●GADORO
裏でお前俺に話しかけんな。フリースタイルバトルは飾りじゃねぇんだよ。
おい、お前にしっかりと見せつけてやってんだ「俺たちは」
どうすれば「俺たち」は報われる?知らねぇが大方の予測を覆す。
「俺ら」のストーリー、まだ先は暗い。だが、死んでもこのマイクだけは離したくない。
次のページでこの勝負がなぜ私が大好きなのか。そして、なぜベストバウトと呼ばれているのかという点を解説していきます。